虹の素「Penguin」「lapis lazuli」(2015年11月)

2015年11月14日 21:44

江花実里さんの出演するお芝居を観に行きました。

言うまでもなく、「なまぬるい沼」の妖艶なお芝居、9月の「東雲の刻」での颯爽とした姿、

そして、今回は「ファンタジー」と伺っていたのですが、「想像力が必要」というお芝居の中で

今、メンタルがやられている中で、想像力を創り出すのが大変でした。

特に「Penguin」は17歳のストーリーで、演者さんも若い。

中々同意できなかった部分もありましたし、笑えるところも無かったのですが…

正直、今の17歳はこうピュアなのかな?自分の時代でも、もっとドロドロしていた気もします。

今になって気がついたのですが、自分の中では同世代の、中森明菜の「少女A」の歌詞を思い出しました。

♪所謂普通の17歳だわ…あの世界が「私の17歳の女性」なんですよね。

 

が、lapis lazuliは34歳となると、多少同意できる部分もありましたし、笑いもありました。

物語の核心になってしまうのですが、「17歳と34歳」だと微妙なんですよね。

もう少し年齢が離れていた方が…とも思いました。脚本は直せないから、微妙な言い方しかできないですが。

 

脚本を書いた事が無いから、そこの難しさもわからないですし、こうしろとも言えない。

そして、感性も鈍っている今、なんとも思えないのですが…

ただ、江花さんは好きだと言う青色のTシャツのように、主役じゃないけれど

(と言うか「女」役ですが)の彼女の持ち場を果たしたと思います。